「働き方改革」の標語は中小企業、なかでもその経営者にとって、なかなか前向きには受け止められないのが現実です。
ここに上記見出しの実績を数年でやり遂げた中小企業の実例があります。
この企業も社員の離職、特に戦力の中心になる社員の離職に悩んでいた社長が、外部アドバイザー、社員の協力のもと数年で達成した結果です。
○100%有休取得可能な職場づくりを目標
○社員1人1人の仕事の見直しと活発な相互の意見交換を実行
○業務に経験の浅い社員によるマニュアル作成(敢てベテラン社員は作成しない。アドバイスにとどめる。)
以上のようなことを積み重ねた結果、いかに無駄な仕事をそれぞれの職場でしていたかが、全社で全員にわかって来て、改善の実績をあげることが出来ました。
皆で有休100%取得しようという目標もモチベーションの維持を支えたようです。
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「経営者の四季」令和元年11月号より
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(貝原)