2019年度新規開業実態調査

日本政策金融公庫が2019年度に新規開業された人を対象にした調査結果を公表していますので、今回はこちらを紹介させていただきます。

①開業時の平均年齢
 開業時の平均年齢は40歳代が36%、次に30歳代が33.4%を占めて
おり、平均年齢は43.5歳と過去最も高く、開業される人の年齢は毎年上昇している傾向にあるようです。
 性別のデータでは女性の割合が19%で増加傾向にあるとはいえ、まだまだ割合的には低い結果となっています。

②開業動機は?
 開業される動機の調査では、「自由に仕事がしたかった」(53.7%)「仕事の
経験、知識や資格を生かしたかった」(46.6%)、「収入を増やしたかった」(46.4%)の順となっています。

③開業費用は?
 開業費用は500万円以下が40.1%、次に500万円~1000万円の
27.8%、平均値は1055万円と1991年の調査以来最も少なくなっ
ています。
 開業時資金調達として金融機関からの借入が平均847万円、自己資金が
 262万円開業資金も少なくなっている結果が出ています。

④開業後の売上高
 開業後の月商は、月100万円未満が40.3%、100万円~500万円未満が45.1%となっており、開業したものの43.2%の人が当初の予想を達成できず、採算状況では36.5%の人が赤字基調という結果となりました。

開業後1年以内の8,260社のうち2,137社からの回答による結果ですが、開業により7割以上の方が満足しているという結果が出ています。
(布施)
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編集後記:もうご存じかと思いますが12/1からスマホ等ながら運転の厳罰化がスタートされました!!

携帯電話使用等(保持)は改正前は1点が改正後は3点!!
携帯電話使用等(交通の木健)は改正前は2点が改正後は6点!!

反則金も普通自動車は6000円から18000円に引き上げになっています。

罰則がどうであれ、ながら運転は非常に危険な行為です。ただの不注意では済まされないということを改めて認識しなればいけませんね。(芝池)
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