国税庁、2020年の延滞税の割合を公表納期限までの2ヵ月

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ものづくり補助金
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令和元年度補正予算分がいよいよ3月頃から公募開始をしそうです。

今回の概要は以下のようになっております。

○「ものづくり補助金」対象事業者
 以下の要件を満たす事業計画(3~5年)を策定・実施する中小企業

・要件1:付加価値額 年率3%以上

・要件2:給与支給総額 年率1.5%以上

・要件3:事業場内最低賃金 地域別最低賃金+30円

〇変更点

今までは要件2及び要件3に関しては加点要件としてされていたものが要件化されました。

要件が未達の場合は事業者に対して、特別な事情がある場合を除き、補助金額の一部返還を求めるとしており、少しハードルは高いのかもしれません。

ただし、積極的な賃上げや被用者保険の任意適用に取り組む(短時間労働者にも健康保険や厚生年金保険を適用する)事業者は優先的に支援されているのでここはおさえておきたいポイントですね。

また、過去3年以内に同じ補助金を受給している事業者には、審査で減点措置を講じるとしていますので初めて補助金申請される方でも採択されやすいといえるかもしれません。

申請方法として電子申請が基本となりJグランツを使用することになります。

なお、Jグランツ利用にはGビズIDの取得(無料)が必要で、アカウント取得には2~3週間かかるため公募開始前の今から準備をしておく必要があります。

〇補助金額

 ●一般型
 新製品・新サービス開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資及び試作開発を支援。
・補助上限額:1,000万円
・補助率:中小1/2、小規模 2/3


 ●グローバル展開型
 海外事業(海外拠点での活動を含む)の拡大・強化等を目的とした設備投資等の場合、補助上限額を引上げ。
・補助上限額:3,000万円
・補助率:中小1/2、小規模 2/3


 ●ビジネスモデル構築型
 中小企業30者以上のビジネスモデル構築・事業計画策定のための面的支援プログラムを補助。
 (例:面的デジタル化支援、デザインキャンプ、ロボット導入FS等)
・補助上限額:1億円
・補助率:定額
(芝池)