中小企業経営者アクシデント

3月中旬現在、新型コロナウイルス感染の事態の終結が見えません。
国民ひとりひとりに至るまで不安や不都合を抱えたままの日々です。
しかし現実問題として一番不安感が頭から離れないのは多くの中小企業経営者ではないでしょうか。
会社の環境があまりにも予測できない現実のなかに入ってしまって何をどう判断してよいのかわからないという経営者も多いのです。
ただ何れはこの感染も治まります。現実には大変な時期ですが会社がこういう大きな事態に押し込まれることはあまりないはずです。
今回は自社が直面せざるを得なかった事柄について客観的に見直すひとつの機械とも言えます。
感染の終結が見通せるという報道が出るころに会社前進のための見当を経営者、特にトップである社長自らが手掛けなければなりません。

次の事は早々に決定し実行に移すことが求められます。

〇ウイルス感染のため受けたマイナス面の回復
 ――3~6カ月で方策をスタートさせる

〇次のアクシデントに備えて具体的に何をすべきか
 ――リストと実行スケジュール

得意先、市場、商品の劣化等を理由にいつまでも赤字の垂れ流し経営に流されないこと。「赤字経営」は必ず企業を破綻に陥らせます。
わが社はどんな環境下でも事業は継続し発展して行くという抱負をもっておくことが大切です。
(貝原)